【感想】Veloline Mobilly キャスター付き3WAYバッグ
- 2019/02/02
- 16:59

公式ページ
ヴェロライン Mobilly キャスター付き3WAYバッグを買ったので感想書きます。
2017年8月に発売されたこちらの輪行バッグは、定価18,000円+税。
16インチまでの折り畳み自転車を入れ、画像のとおりキャリーバッグとして転がせ、あるときはリュックのように背負い、あるときは肩にかけてショルダーバッグとして担げるという持ち方を選べる便利バッグ。
▼買うまでの葛藤
自転車を”とりあえず入れて運べる”輪行バッグはショルダー仕様。お値段もせいぜい4000円程度で十分丈夫なものが買える世界で18,000円という価格は、重量物を持たなくてもいいキャリーバッグという仕様を鑑みてもいささか手が出ないものでした。
が、2019年に入りひさびさにこの商品を探したところAmazonさんで税込み10000どころか9000円を切る状態。まあ売れないよなあ。
とはいえ9000弱でもあまりミスしたくないお値段なのでレビューを探しますが、Amazonのレビューは☆5と☆1と両極端だの、個人で買った人の話は出てこないだのであんまり参考にならず。
…ダメならヤフオクでいいかあ、と思いとりあえずポチりました。
▼実物

…ということで早速ですが届いたバッグに「DAHON Dove Plus」を入れてみました。
バッグのサイズは高さ76×幅51厚さ24cm。対してDove Plusは…このバッグ自転車を縦にして入れるのでその場合の対応サイズで言うと、高さ62×幅56×厚さ30cmとなっております。
一見サイズオーバーですが、袋の柔軟性を信じてみたところ意外にもチャックはギチギチせずにすんなり閉じることが出来ました。

これは公式の使用イメージですが、確かにこのような感じでの収納となりました。

Dove plusだとシートポストがバッグを突き抜け気味ですが、袋的に高さのマージンがあるのでその分布が横に融通効き、チャックを閉じることが出来ました。


バッグの内側上部にマジックテープのベルトがあるのでこれで車体を袋に固定します。
リュック仕様の場合には背中側にあたるほうに固定となり、安定します。
▼キャリーバッグ仕様で引いた感想
道路に出て100m往復しましたが、しっかりタイヤが支えてくれて横に倒れずバランスよくついてきてくれました。
私はキャリーで使用する場面を駅構内のみと考えているので、十分な性能だと思います。
▼ショルダー仕様で担いだ感想
Dove Plusの重量が約7kg、バッグ自体の重量が2.3kg。
キャリーついてるので当然といえば当然かもしれませんが、普段の自転車の重量に2Lペットボトル1本分荷物が増えるという状態はどうなのか。
…と思いましたが合計9kg程度なので、元が軽いのもあって身長158cmの女が持っても大した苦にはなりませんでした。
むしろ普段の輪行バッグにない側面の持ち手がついているのが、抱えやすさが増してありがたいです。
▼リュック仕様で担いだ感想
行商のおばあちゃんとか尋常じゃない荷物を担いでるし、若いのなら9kgぐらい担げるか?と思って背負いましたが、まあ、「ないな」って思いました。普段重いもの担ぎ慣れてない人間には腰が危ないです。
しかし担いで歩けないレベルではないので、いざ両手が必要になった場面が現れたときに生きると思います。
▼バッグを使わないときについて

ある意味このバッグ最大の問題は「自転車に乗っている間にこのバッグをどうするか」だと思います。
通常の輪行バッグは、リュックサックに突っ込んでおく、自転車に取り付けられるようになっている…などの方法で持ち運びますが、これは画像のとおり輪行バッグひとつで成人男性の背中を占有するサイズです。この収納時サイズが、「Mobilly キャスター付き3WAYバッグ」が敬遠される最大の理由な気もします。
自転車以外の荷物を持ち運ばないわけにはいかないのでその方法を考えないといけません。方法は2つ。
・どうにかしてこのバッグを自転車に取り付けられるようにする
・このバッグを背負っている間、荷物を自転車に取り付けておく
「・どうにかしてこのバッグを自転車に取り付けられるようにする」は家にあるもので試しましたが、固定は出来るけどバッグがでか過ぎて安全な運行に問題がありそうなので却下しました。
というおとで「・このバッグを背負っている間、荷物を自転車に取り付けておく」を採用します。

荷物を自転車に取り付けるだけなら、フロントバッグやサドルバッグで対応できるかなと思います。
こちらのほうがスムーズで手っ取り早いですね。
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↑ここまでバッグ到着当日の感想(2019.2.1)
↓ここからバッグを使用した感想(2019.2.2)
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▼自転車駐輪中
→自転車を駐輪しお店などに入る場合、さすがに自転車にバッグを置いていけるわけもなく背負って行きますが、2.3kgの荷物を背負ってるというのは中々煩わしいものがありました。
なんというか輪行バッグ1つだけで背中が埋まっているという違和感が煩わしいです。
▼東京駅を京葉線から総武線ホームまでキャリーバッグ仕様で歩いてみる
→キャリーバッグ仕様の画像を見ていただければ察しがつくと思うのですが、旅行のキャリーバッグと違い持ち上げるように歩くので約10kgを片腕だけで引っ張る状態になります。
テストで100m歩いたときは「おっ楽だな」と錯覚しましたが、1kmばかり歩いてみると右腕ボロボロになりました。しかも腕が疲れるにつれバッグが横にブレてくるので、何回かバランス崩してひっくり返しそうになりました。
一番歩きやすいだろう駅構内の床でこの調子だから、外を長距離引きずって歩くのは骨が折れるでしょう。
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これを使った翌日、いつものナイロン袋の輪行バッグで自転車担いで歩いてみましたが、
「袋が荷物にならない」「ショルダーで担いだ方が疲れない」というあたりまえの素晴らしさを認識することができました。
これのショルダー仕様もまあまあ持ちやすいのですが、使用していないときのコンパクトじゃないコンパクト形態がネックすぎて総合評価がマイナスに振り切ります。
じゃあこのキャスター付き3WAYバッグの利点は何かといえば…ちょっと今のところ見当たらないですね…。
底板があって側面がちょっとふかふか、というあたり、ナイロンバッグより空輸で輪行する際の安心感はあるかもしれません。
まあ到着後に2.3kgの輪行袋という荷物の処遇に困る気はしますが…。
いつかこれの有用な使い道を見つけられたらいいなと思います。
今回は以上です。
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